沿革

 ■設立前段階の状況

 日本鋼管の福山誘致に伴い、京浜からの転勤者が福山に弓道部を設立したのは、操業開始と殆ど同時の、 1975年(昭和50)頃。鞆弓友会会員を中心とした有志が、「正しい射技を習いたい」と、 岡山県の吉備津神社や井原の弓道会を訪ね、 指導を受けるようになり、この頃、日本鋼管福山製鉄所に弓道部があることを知らされる。 間もなく、同弓道部の道場に通うようになり、1977年(昭和52)1月、会員8人で鞆弓友会を発足させた。
両弓道部が合議のうえ、『公設の弓道場建設』を目標に掲げ、福山市に働きかけると同時に、 その後次第に増えてきた弓道愛好者を加え、福山市弓道連盟を設立する。

 ■設立年月日

 1979年(昭和54)4月発足。同時に、広島県弓道連盟に加入。

 ■使用道場

 発足当初は、NKK福山製鉄所(現・JFEスチール福山)内の、同所弓道部専用道場を借用。週1日を合同練習日と設定していた。
 1989年(平成元年)6人立ちの市営弓道場が完成(落成式平成1年1月16日)。
以後、専用使用として、週3回の合同練習や週1回の中級者相互研修会などの取り組みを続け、2019年(平成31年/令和元年)からは午前の部の合同練習も開始した。
 2016年(平成28年)神辺町に3人立ちの練習場が完成(竣工式平成28年6月19日)。神辺道場も、2017年4月より週1回を専用使用として合同練習を実施している。

 ■役員

◇会  長 島谷 明芳
◇副 会 長 中山 篤雄
林  泰臣
越智 浄英
◇事務局長 藤井 幹雄

2021年4月29日~

【活動の状況】
 ■日常練習の状況

 平成30年度末現在、会員数は230名余り。毎週火・木・土曜日(夜間)を竹ヶ端道場合同練習日として、道場を年間予約して確保。近年では神辺道場毎週月曜日(夜間)、竹ヶ端道場毎週水曜日(午前)を順次合同練習日に加え、日常的な鍛錬に励んでいる。
 このほか、毎週水曜日を『中級者相互研修』として、後進指導者としての自覚と力量の養成に努めている。

 ■主要主催事業

◇1月 : 初射会
◇5月 : 福山市ばら祭り協賛近県弓道大会(150~200人規模)
◇9月 : ふくやまスポーツ祭協賛福山市弓道選手権大会(80人規模)
◇12月 : 納射会
(このほか、月例射会など)